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ロックの魂と光の共演。宮崎港から見上げた「BON JOVI 公式花火」の熱い夜と、小さな特等席の記憶

みなさん、こんにちは。フォトグラファーの Yuki Kuroda です。

これまでに数多くの花火をファインダーに収めてきましたが、2024年の秋、私の写真人生の中でも間違いなく五指に入る「熱く、そして胸を震わせる特別な夜」を経験しました。

それが、みやざき臨海公園で開催された『BON JOVI THE GREATEST FIREWORKS 2024 -FOREVER-』です。

世界的ロックバンド「ボン・ジョヴィ」のデビュー40周年を記念し、世界中でなんと日本の2ヶ所(千葉と宮崎)だけで開催された公式のグレート花火イベント。名曲の数々と完全シンクロして打ち上がる光のエンターテインメントは、単なる花火大会の枠を超えた、まさにスタジアムライブそのものの熱狂でした。

今回は、会社の同僚ご家族と一緒に宮崎港から見上げたあの夜の温かいストーリーと、音楽連動花火の躍動感をハイクオリティに切り取るためのカメラテクニックをお届けします。

爆音のロックと、夜空に咲く大輪。小さな手を引いて見上げた奇跡の時間

混雑を避け、私たちが撮影の拠点に選んだのは宮崎港の駐車場。例年に比べると心なしか車の台数も少なめで、じっくりとカメラを据えて構図を作るには絶好のロケーションでした。いつも通り静かに夜釣りを楽しまれていた釣り人さんたちが、突如として集まってきたカメラマンや観客の多さに「おいおい、今日は一体何があるんだ!?」と本気でびっくりされている姿に、思わずクスッとさせられるのどかな幕開けです。

今回は、いつもお世話になっている会社の同僚ご家族も一緒の、賑やかな撮影現場。 メンバーの中には、まだ2歳の小さなお子さまもいました。ボン・ジョヴィの腹に響くような大爆音と、お腹にズドンと響く花火の打上音に、「びっくりして泣いちゃうかな……」と少し心配もしていました。

しかし、夜空に『It’s My Life』のイントロが響き渡り、音楽に合わせて七色の凄まじい花火が炸裂した瞬間、その心配は一瞬で吹き飛びました。

「きれい……っ!」

小さな手を叩きながら、目をキラキラと輝かせて夜空を見上げる2歳の瞳。その無垢な笑顔と歓声を聞いたとき、あぁ、今日この場所にお誘いして本当に良かった、と胸の奥がじんわりと温かくなりました。

場所は違えど、ロックの魂が宿る同じ空を見上げ、世代を超えて一緒に心を震わせたあの夜の記憶。シャッターを切る私の指先にも、いつも以上の情熱が宿っていました。

BON JOVI THE GREATEST FIREWORKS 2024 宮崎公演 撮影日2024-10-05

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